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M.L.Mehta*
J.Math.Phys., 17(12), p.2198 - 2202, 1976/12
被引用回数:16例えば2つの共鳴レベルの相関を求めようとする場合、共有確立密度 Q(x1,x2,・・・・・・xn)=Const. |xj-xk| 1jkN を使って表すことができる。この際2変数を除く他の変数についての積分が必要であるが、その計算法が複雑なため、より高次の相関を求めることがあきらめられているのが現状である。この論文では著者およびDysonによって見出された有力な計算法を使うことによってこの種の高次相関を求め得ることを示した。
黒井 英雄; 三谷 浩
Journal of Nuclear Science and Technology, 12(11), p.663 - 680, 1975/11
被引用回数:17積分量の計算値が測定値とよく一致するように最小自乗法により核断面積データを修正する方法は1964年のジュネーブ会議で初めて報告された。しかしこの方法は、以後開かれた多くの国際会議において一部の著名な研究者より強い批判にさらされ、この方法の受入れに関し意見はするどく対立した。しかしこの方法に興味をもつ多くの研究者によって修正方法の改良が行われ多くの批判に答える努力がつづけられた結果、この最小自乗法による核断面積の修正は1973年に開かれた東京シンポジウムに於いて大きな成功をおさめるに至った。本報告はこの修正法の進歩と問題点を解説したものである。